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本来は気持ちのいい気性の人たちとアルコールの香りや味を楽しみ、美味しい料理を味わいながら、ほんわかとした時間を過ごすのが大人の呑み会だと思うのだが。

「呑み会はキライ」と確認するために、いままで散々職場のつきあいや「友情を深めるため」の呑み会に参加していたのかもしれない。

 

アルコールを口にしなくなって6年目を迎え、呑み会を断ることを覚えて10年以上は経つ。

呑み会に誘われた時、誘ってきた人間が初めてなら様子を探るために参加する。
その人間を「コイツ、一緒にいても時間のムダ」と察知すれば、のらりくらりと呑み会の誘いを断る。

断る時に「アルコールやめてるんで」と言えば、ほとんど誘われなくなる。

さらにアルコールをやめた理由に「ドクターストップ」を付け加えれば、まず呑み会に誘われない。

アルコールを呑んでいた頃は、「お金がない」「やることがある」「バスの時間があるから」など適当な理由をつけて断っていた。

 

働き始めてからほとんどの新社会人と同じように、誘われれば呑み会に参加したし企画もした。アルコールや料理を味わいたいのではなく、「大人になった」とかっこつけたかったから酒の席の誘いはまず断らなかった。中身のある話は全くせず、話題は自分語りや仕事の愚痴や不満だった。尻の青い若人には呑み会は必要な儀式だろうが、そのノリを中高年になってまで引きずっている輩はいる。呑み会で全ては解決するほど単純な世の中じゃないことに、気づけなかった輩たちだ。「朝まで呑む」「店をハシゴする」、このふたつのことがステイタスだった覚えがある。
思い起こせば1人でいられない人間もいたと思う。
 

社会人7.8年目になると先輩ヅラして後輩を呑みに誘う。
あるいは仕事で嫌なことがあれば呑み会を開く。楽しい話はなく、仕事の愚痴・上司や同僚の悪口陰口・明るくはない自分の将来のこと。
「職場を辞めたいけど、転職する勇気はないから今のところに定年までしがみつく」「キャリアアップしたいけどお金がない」…粛々と今の職場を勤め上げることは悪いことではないし、キャリアアップしたいならアルバイトしながら学校に通えばいいし資金を貯めればいい。

そういう希望のある話にはならなかった。呑み会には自分の行動力のなさを確認する人たちが集まっていただけだった。

 

呑み会が嫌いになったのは、ただのきっかけだがイヤミを言われたからだ。労働組合の役員をしていた当時、呑み会は全て経費だった。「交流会」という名義のもと、かなりの頻度で関連のある他の労組の支部と呑み会を開いた。
ワタクシの行動を日頃面白くないと感じていたお局様から、「誰のお金で呑んでんだか」とイヤミの攻撃が始まった。

お局様の言うことはご無理ごもっともだ。
組合員の会費を経費にして呑み会を開いていたのだから。
名ばかり労働組合で、労働条件は改善されないし上司は独断で仕事量を増やす。

職場の改善して欲しいことを労組の役員に話してもごまかされていたことに加えて、外からは呑み会しかしてないと見えるのかと思うと、膝から崩れる気分になった。

それから会費を自分で払う呑み会に一切参加しなくなった。

 

健診でアルコールを控えるように言われて禁酒を始めたが、気の合う人たちの呑み会には参加した。ソフトドリンクでも十分楽しめていたが、ある日の呑み会で「こんな3流の職場でしか務まらないわたしたちって」とワタクシの干支ひとまわり下の年若が吐き捨てた。
それを目の当たりにして、二度と呑み会には参加するまいと決心が固まった。

なんでもいいから自分のいるところを良くする努力はせずに、呑んでクダ巻いて気持ちを抑える悪習が脈々と受け継がれていることに脱力した。

呑み会文化が受け継がれているのなら、ワタクシ1人くらいいなくなっても構わないだろう。

クダまく以外に自分の居場所を明るくする方法を知らない人間と、これからもつき合わなくても構わないだろう。
いい大人なのに1人でいられない呑み会に誘う人間から逃れても、もういいだろう。
 

 

昨今のワタクシは、昼間にお茶やランチをしながら友人と話す。

もちろんゴシップ話をするが、お互いの明るい話題を含んだ近況報告や仕事のことなどを脈絡なく話す。

クダを巻きちらす呑み会では得られない気持ちの安らぎを得ることができる。

気の許せる相手と交流するとき、今のワタクシにはアルコールというツールは必要ない。

気の合わない人間と交流し続けたのだから、もうワタクシが好きな人間だけと深くおつきあいすることも許されるだろう。

アルコールを手放した代わりに、お茶とスイーツでも嫌な相手から誘われれば断る厚かましさを手に入れた。 

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