「私変わってるのー!」というのは、自慢ですか?

大体「変わってるのー。」という人は、礼儀作法ができないとか、
言っていいことと悪いことがわからない等の人です。

それを個性が強いとは言いません。

社会性がないと、個性は違いますから。

「私は他と違うのよー。」アピールは、ただの痛い女です。

 

旅行で個性的と思われたい人もいますね。

人によっては、

「人がやらない旅行をしてる自分は、個性的で変わってる。」

と勘違いしている人がいます。

自己紹介の時に

「私は42カ国回ってー!」

と必ず言う女がいましたがね。

だからどうしたんだって。

 

個性が本人に馴染みすぎていると、はたから見てもわかりません。

話をしてみて初めて、

「この人、面白いぞ。なんか違うぞ。」と感じます。

だからと言って相手は態度は変えません。

 

で、クレイジージャーニー。

地方なので、リアルタイムでは見ていません。

なんとなく夜更かしをして、ザッピングしていた時にたまたま見た番組です。

深夜枠じゃないと放送できません。

出演している方たちは、風貌はいたってまともで穏やかなのです。

 


・名越啓介さん

 

この人、本当に普通です。

淡々と語っていらっしゃいました。

だけど、取材する方法・内容が逸脱しています。

取材対象と生活をしばらく共にして、写真を撮るそうです。

不法占拠生活者が頭に注射器さして薬をキメてる写真とか(おまけに頭から血が出てる)、いかついギャングの写真を淡々と風景画を説明する口調で話します。

口調も表情も穏やかなのは変わりません。

 チカーノの写真集の中で、くつろいで笑顔を見せているギャングの写真があります。

これは絶対に信頼がないと撮れない写真です。
それくらい、名越さんは生活を共にしているのです。 

 







・高野秀行さん


釣り堀や焼き鳥屋にいそうな、いても何の違和感もない風貌です。

ケシの花を栽培している地域でアヘンをキメたり、
神経作用のある葉っぱを噛んで飛んだりしています。

ただの薬物依存者ではなく、現地の人と同じことをして、
生活に溶け込んで何かを得るという取材スタイルなんだそうです。

取り込まれながら取材して、本心を知るんだそうです。

お話ししている口調は淡々と、感情的でなく穏やかです。


高野さんの記事です。

http://www.asahi.com/articles/ASJ1Y3RRNJ1YUHBI00V.html

 

・ゴンザレス丸山さん


スキンヘッドのイカツイ方です。

私が見た回は、アフリカの一番危険なキベラスラムというところにずんずん入って、
そこの食べ物を食べるわ、取材許可が出ない地域なのに粘って潜入するとか、
なんて暴れん坊さんなんでしょう。



クレイジージャーニーの出演者で共通しているのは、とにかく口調が穏やか。

奇をてらうこともなく、全てが日常のように話して、決して自慢などしない。

見てきたこと、聞いてきたことを誇張なく話します。

 

世の中の「自称変わっている」人たちが、一歩たりとも私に近寄ってきませんように。

 

みなさまにとって、今日がよい1日でありますように。