小室哲哉さん会見全文

小室哲哉さんの記者会見、テレビでは見てないんですがネットニュースで見ました。
会見するのに話すことをまとめて書いた紙をもってくるなんて、
真面目な人なんですね。
「仕事が遅れるから」「耳が聞こえにくい」などこれだけじゃないけど、
引退を決意したって、ここも真面目なんですね。
できなくなったから、もうやめどきだと。
無期休業って方法もあったでしょうに。
小室哲哉さんのファンはたくさんいるし、
お世話になった芸能人はたくさんいらっしゃる。
でも引退を決めたのは、小室哲哉さんが真面目な性格だからでしょう。

KEIKOさんの発病から現在の状態まで、
細やかに説明されております。
クモ膜下出血の後に、高次脳機能障害をおこしてしまわれ、
会話ができず、歌手なのに歌に興味を示さず・・・
手足に障害がないとしても、身の回りのことができていたかどうか、
疑問に思います。

配偶者の責任と考えられたのか、KEIKOさんのケアを
自分で引き受けた小室哲哉さん。
小室哲哉さんの財力があれば、介護保険・医療保険関係なく、
看護師なりヘルパーさんなり雇えたと思います。
自宅療養でもKEIKOさんのケアはプロに任せて、
自分は仕事をする。
「献身的なサポート」はごく短い時間しかできないのです。
期間が長くなれば、サポートする側は疲弊するだけです。
もちろん仕事との両立は、負担がかかるだけで無理です。
それでもKEIKOさんをサポートなさっていた小室哲哉さん。
次第に自分の食事・睡眠が取れなくなるまで追い詰められていきます。

小室哲哉さんが入院治療した時点で、だれかが介入すべきだった、
看護師が業務範囲を超えた支援をしたなど、
誰だって責めることはできます。
しかも陳腐な言葉で。
だけど、元気で歌を歌っていたKEIKOさんの、
衰えて回復することのない姿を目の当たりにしながら、
サポートしても回復しないことに疲れ果てていく小室哲哉さん。
それで他に頼るところを探してしまうのは当然のこと。
誰も責めることはできないのです。
責めるんだったら、てめえがケアプラン立てて実際に関われ、です。

小室哲哉さんの最後の一言、少しどころかものすごく響きましたよ。
絶対に家族がサポートすると言っても、最初から引き離しておくこと。
距離感を持っておくこと。
医療従事者は家族を資源としてはいけないこと。
財力があり著名人であっても、追い詰められて言った姿を、
教えてくださって本当にありがとうございました。
ゆっくり療養なさって、また音楽をやりたいと思ったら、
復帰してくださいませ。

最後にひと言だけ。

たった1人の言動で、日本社会が動くとは思っていませんが、

高齢化社会や介護の大変さ、現代社会のストレスといったことに、

少しずつこの10年で触れてくることができたかな、と。

こういうことを発信することで、

みなさんが何かいい方向に進んでくれたらいいなと思いました。

微力ですが、何かが少し響けばいいなと思います。

本日は、ありがとうございました。