「住み慣れた家で最期を迎えたい」
「余計な治療はなくていいから、静かに最期を迎えたい」と、
口先の甘い言葉が漂っている今日この頃。
現実死亡確認を自宅でしていただけるのでしょうか。
もともと在宅療養してらして、という方なら、
最期はどうするか決めてらっしゃるでしょうけど。

持病をがあろうがなかろうが、
朝起きてこない、あるいは昼寝してから起きてこない、
こういうことは起こることでしょう。
病院にかかってるけど、通院だけ。
別に今どうなることもない。
だけど、心臓は突然止まってしまうものです。

今すぐ作って欲しい制度は、死亡確認して、
死亡診断書書いてくれるシステム。
目の前でもう息絶えていたら、
どうしたらいいかわからない。
蘇生するとかじゃなくて、
死亡確認するのにどこに連絡していいのかわからない。
そこらへん、考えてから「安心して自宅で最期を」って言ってね。

介護施設が、「看取りします」って、
できない理由が死亡確認できないから。
医師しかしてはいけない仕事なんですね、死亡確認って。
これから遠隔画像で死亡確認する試みも出てくるでしょうけど、
「画像で人の死を確認するなんて」って
ただ感情論に走る人が減ることを祈るばかりです。


 金谷潤子さん。北で駆けずり回るお医者さんです。