「結果成果が出なくても、動き回っていれば仕事してる」という、
悪しき習慣が根強く残る看護界におりました。 
「結果を出すより、頑張っているようにみせる方が重要」という考え、
今も根強く残っています。

「こっちだって一生懸命やってるのに」と
悔しがる声を何度か聞きましたが、
一生懸命やっても結果が出なければ、
何もやっていないと同じなのです。

どれほど早朝出勤して残業しても、
備品の管理ができていない、
講義の準備ができていない、
それではただ職場にいただけです。
看護系はアウトカムを明確にしなかった。
これは負の遺産。
一生懸命ケアして、患者さんに寄り添う。
それしか教えてこなかったし、
それしかしてこなかった。

褥瘡の発生と治癒・口腔ケアと肺炎・在院日数など、
「患者満足度」で誤魔化してきた。
看護師の在職年数が短いのも、
「代わりはいくらでもいる」と
職場の環境と労働条件を変えなかったから。

過程が大切なのは、学生のうちだけ。
だから看護界隈は、
同情を買う動きしかできなかったし、
今もそこから抜け出せていない。

とある看護部長、諸外国の看護師が優秀と言われて、
座っておしゃべりしている看護師の、
どこが優秀なのか疑問だったそうです。
理由は当たり前のことでした。
「必要な時に適切に働ける」
おしゃべりしていられるほど、
その時は働く必要がなかったのです。

それに比べて日本の看護師。
ただただ歩き回っているだけ。
本来の自分の業務がわかってない。
結果の出し方もわかっていない。
高度成長期・バブル期ゾンビの看護管理職は、
座っている=怠けているという評価しかできない。