special thanks 山本あすか

                         ふるさと納税お得です。



アラフォー・アラフィフにもなると、若い時から病気とおつきあいしてる方ももいらっしゃるでしょう。
身体にガタがきつつある@やすじろうです。

周りの働くオンナたちは、何かと病気を持っています。
仕事ができなくなるほどでなく、 通院して軽い薬飲んで、という人々です。

双極性障害、 過換気症候群・パニック障害などをお持ちの方と出会う事はあります。
どの方も通院して、無理ない生活をして、働いてらっしゃいます。

かつてのハラスメント上司は典型的な 双極性障害です。
カミングアウトを所構わずなさるので、守秘義務違反も何もないでしょう。

誤解のないように付け加えますが、 双極性障害を持っていらしても、
仕事を持ち、家族を持ち、 社会生活をしておられる方がほとんどです。
治療を受けて、自分で調整できる方が ほとんどです。
ワタクシが紹介するのは、 典型的な自己管理ができず、治療に結びいてない人です。
くれぐれも誤解なきように。

全部カミングアウトしてらっしゃる方ですが、 名前は出しません。
(守秘義務違反はしませんよ) 

この方が無茶してさらに症状を悪化させた行動を、 反面教師としてお読みください。

1.双極性障害とは

昔は「躁うつ病」と読んでいた病気です。
双極I型障害は、うつ状態に加え、激しい躁状態が起こります。
双極II型障害は、うつ状態に加え、軽躁状態が起こります。

躁状態で攻撃的になる・浪費をする、うつ状態で動くことができずに音信不通となるなど、
社会生活に悪い影響がある病気です。
躁うつの波を繰り返すことで、人間関係・社会的信用・仕事や家庭など、人生の基盤を失うことがこの病気の恐ろしさです。

下記のサイトを参照しました。
みんなのメンタルヘルス 厚生労働省加藤忠史先生に「双極性障害」を訊く 

2.典型的な双極性障害の元上司

顔出しで双極性障害をカミングアウトしてらっしゃる、 ブロガーのほっしー(@HossyMentalHack) さん。
メンタルハックというブログの運営者です。
その方の記事が一番参考になるので、 典型的だったハラスメント上司の言動を照らし合わせてみます。

双極性障害2型の軽躁状態は「軽い」からいいねと言われるけど、結果的にはマイナスしかないぞ。 

1)躁状態の時

ワタクシとワタクシの職場は、彼女の典型的な躁状態に振り回されました。
今考えると、躁状態の時、ワタクシにハラスメントを仕掛けていました。 

彼女は自分の病気のことは、常に所構わず話して回っていました。
そして「うつなの。だから動けない時があるの。」と常に言ってました。
他人との距離の置き方など、この時点でわからなくなっていたのでしょう。

影で新しい仕事場のスタッフを「あの人たちは低脳」と見下していました。
ここらへんは、性格でしょうね。
他人を見下す性格が躁状態になると、 際立って前面に出てくるのです。

躁状態というと、いつも話してて、笑ってて、動き回って、というイメージでしたが、
この人は違いました。
やたら攻撃的になります。

なんでも首を突っ込んできます。
いきなり怒り出すので、対応の仕方がわかりません。
そして話し続ける。

おまけに他人との距離感がわからないから
常に二人きりになりたがるんです。
何かと「ちょっと来て」と呼びつけて、長々と話して、怒り始める。
しかもヒステリックに。
「あなた、この仕事向いてないわ」
「年下に追い越されるのは嫌でしょう?」
「緻密さがない。雑。脳天気。」などと
罵倒されていました。

今考えると、この人の躁状態はいつも怒っていて、動き回っている状態です。

不機嫌躁病というものがある
私のフォロワーさんに聞いたところ、なんと80%以上の方が軽躁状態で不機嫌を経験しています。
診断項目にないというのは疑問が残りますね……。

ともかく、不機嫌の躁は人間関係をぶっ壊しかねないので注意しなければなりません……。
注意したところで自分でどうこうできるものではありませんが。 はい、
ほっしーさんのブログ記事より

その方も不機嫌でした。
常にイライラしていましたね。
説明しても納得せずに、他の人に電話して「うちに部下は何にも知らなくて!」と罵倒する。
組織の文句を言い続ける。
理由なく学生を叱りまくる。

「他の人は無能だ」という態度を常に取っていました。
それが原因で仕事の信頼だけでなく、人間関係も壊れていました。
「夫から、二度と帰ってくるなと言われた」と離婚の話も初対面の人にしていました。

すべてが中途半端に終わる
頭の中に湯水のように湧き上がるアイデア、切れないエネルギー。
ビジネスパーソンだろうが学生だろうが、きっとこの軽躁というスーパーサイヤ人の
能力を欲しがるでしょう(笑)

しかし残念ながら、あなたの望む物が手に入るまでの間、軽躁状態は続きません。
マリオのスター状態が永遠に続かないことも、大事な場面でスーパーサイヤ人の効果が
切れることも あなたは知ってますよね。

まさにそのような感じ。
今からじゃねえか・・・ というときに、軽躁状態は終りを迎えます。
つまり、すべてが中途半端に終わる。
ほっしーさんのブログ記事より) 

仕事の提案は次々としていました。
ですが何一つまとまってないのです。
これは躁状態の症状で、「次々にアイディアが浮かぶけど、まとめることができない」。
だから余計イライラして、激昂するのです。

相手の都合を考えずに電話をかけまくる、 企画があれば必ず出席すると返事だけする。
(結局はいかない。体調不良を理由に。)

「寝ずに考えた」といいますが、それは睡眠欲がなかったからでしょう。

2)うつ状態の時

躁状態で動き回った後、必ず鬱状態が来て寝込んで出勤できない。
「うつなの。だから動けない時があるの」が口癖でした。

転勤したばかりだから、まず心身共に休まなければいけない時期に、 参加しなくていい会議に参加すると言ってドタキャンしました。
一回ではなく数回。しかも連絡なし。

おそらく具合が悪くても連絡しないのは、 習慣になっていたのでしょう。
無理に連絡しろとは言わないのですよ。
電話ができる時間に、誰かの留守電に入れておけばいいんですから。

うつになると、動けません。
だから「起きれなくて・・・」という言い訳で職場放棄です。
連絡も取れない。

これを病気だから、と許されるわけがありません。
学生には、「休む時は必ず連絡しろ」と言っているんですから。

3.基本的な管理ができない結果


「双極性障害は、長期化すると
脳にダメージを受ける。」 
今思うと、この人はそうでした。 
他にも寝ずに仕事する、時間オーバーで仕事を続けるなど、 休むことを無視して身体を酷使していました。 


今考えるとかなり短い間隔で、 躁うつを行ったり来たりされてたと思います。 
その結果、「この人に仕事は任せられない」と周りが判断しました。
確かにそうなのです。
思考の癖ではなく、決断できない。

だけど見捨てられ不安と「自分は仕事ができる」という思い込みで、全ての作業が遅れできていない、という状態になりました。
元の性格なのか、病気の症状なのか、 攻撃的で好戦的な態度を取っていましたから、 周りはもういたわりもしません。

病気になる前は、相当仕事ができた人だったそうです。
鳴り物入りで移動してきた方でしたから。
ですが、教員としてできて当然の仕事が全くできない。
次年度の予定が組めない、講義ができない、スケジュール管理ができない、時間が守れない。

当然のごとく、仕事は減らされました。
会議は彼女の公開処刑でした。
職場を離れて、今はどうしているかわかりません。
今は仕事につけない状態のようです。

この方まだアラフィフなのに、廃人に近い状態です。
これもご自身がカミングアウトしています。

まとめ


今回は双極性障害ですが、他の病気も同じことです。
アレルギー・自律神経障害・めまいなどなど。

なりたくてなった病気ではないし、 キツければ休めばいいのです。
夜寝て、食事して、残業しないで、薬飲んで、 通院して、無理と思ったら仕事休む。
これだけです。

症状が辛くて休むのも、通院するのも、 全然構わないのです。
迷惑だなんて本当に思っていません。
ですが、自己管理ができていない人は、大変迷惑です。

仕事が滞るだけでなく、 特に攻撃的な症状で周りは非常に不愉快になりますし、 ハラスメント加害者にもなります。
その結果人間関係が持てなくなり、孤立します。

病気を持ったのなら、自分をいたわって無理せず、 休む時は休んで治療しましょう。
できる範囲の仕事で大丈夫です。
無理しすぎると、本当に全てを失うことになりますよ。


やすじろうって何してきた人? 

IMG_0978高齢者おひとりさま生活をハックする、 
やすじろうのプロフィール
はこちら。 


やすじろうがフリーランスになったいきさつは、
フリーランスになるまでのこと。をご覧ください。

    
                  フリーランスになられるなら・・・