special thanks 山本あすか
かつて大ゲンカして「お母さんはもう死にたい!」とキレた母に、 「じゃあ死ねば!」と
ガチギレした@やすじろうです。
それから二度と「死にたい」と言わなくなりました。
両親が健在な方も、療養中の方もいらっしゃるでしょう。
できる限り、両親の「自分の最期をどうしたいか」を聞いておくべきです。
「死んだらおしまいだからいいのよー!」といっている間は元気な証拠。
ですが実際、両親が病気でふせったら、自分も周りも慌ててしまいます。
日本は家族の意向を重視する医療ですから、一番近い身内である子どもに 何かと判断を委ねてきます。
そのためにも、いざという時に慌てず、両親の希望にそった最期を迎えるために、 何を聞いておくべきか書いていきますね。
離れて住んでいる頃、ワタクシが帰省した時に母が突然言いました。
理由は母、腰を痛め、 「手術するか自分で決めて」とお医者さんに言われたからでした。
命に関わることではないですが、「手術」と聞いて母親は「病気で寝付く」
「死ぬかもしれない」と思ったのでしょう。
そして自分の今後について、母は希望を話しました。
その時「やった!これで母親の死に際の希望が聞き出せる!」と、 よしっ!と思いました。
「そんなこと言わないで」「長生きして」などとは 全く思わなかったんです。
自分のこれからの意向を、直接本人から聞き出せる、 とワタクシは喜びました。
特に同居してからは、事細かに話を詰めていきました。
「うちで急に冷たくなった時(家で魂を持ってかれた時)、救急車呼ばないよ?」
「もし病気になった時、自宅か施設かは自分の好きに決めてね」などなど。
自治体で配られている緊急持ち出しグッズ入れの場所も教えてもらい、
あとは「その日」を待つばかりです。
父親の意向が抜けてますが、「自分と同じ」と母親が申しておりました。
(こういう話は娘にするけど息子にはしない、と 周囲の経験は一致しておりました)
医療のお世話になっていらっしゃる方もおられるでしょうし、そうでなくても周りで同じ年齢の方が倒れた、他界したなど 耳にしていると思います。
だから、思い切って「何かあったらどうしたい?」と聞いてみてもいいと思います。
マジマジと場をセッティングするのではなく、 お茶を飲みながら、くらいの軽い時間を過ごしている時がいいでしょう。
ただ、短く済ませるのと、結論を急ぐのだけはやめましょう。
「そんなに死んでほしいの?」と激ギレされますよ。
もしかしたらご両親から、遺書的なものを渡される可能性もあります。
自分から「最期はこうしてほしい」と希望を切り出されることも考えておきましょう。
もしご両親から最期の話を切り出されたら、 落ち着いて聞きましょう。
「そんなこと言うなよ」などと言ってはいけません。
ご両親、相当覚悟しておっしゃっているのですから。
自分もご両親も、お話しできる状態の時に最期について意向を聞いておきましょう。
3.できれば文書で残しておきたい
遺書は遺言書と違い、自分に何かあった時(病気や事故など)誰かに気持ちを伝える・自分の希望を書いておくなど、内容は手紙に近いです。
だから遺産や財産のことは書かなくてもいいし、書いたとしても無効になります。
何かあった時は、子どもであるワタクシたちもあわてますから、できれば文書でご両親の希望する最期の迎え方を残しておいていただきたいですね。
子どもであるワタクシたちも落ち着けますから。
でも無理にとは言いません。
筆不精な方もいらっしゃいますから。
ウチは「手紙みたいに書いといて」と言ってますが、もともと書くのが大嫌いなので、 何も書いておりません。
まとめ
なぜワタクシがここまで老親の死に支度の話をしたかったか。
病院勤務時代、のらりくらりと死から逃げる医師・看護師・家族を 見てきたからです。
本人が「何もせずに逝かせてほしい」と望めば、 苦しくないよう痛くないように療養して最後を迎えられます。
家族も「余計なことで苦しめたくない」と意向があれば、 その希望通りにできます。
事前に決めておかないと、「おまかせ医療」になります。
だから老親に「その日」がきたとき、 はっきり「何もして欲しくない」と言いたいのです。
騒ぎ立てて欲しくないし、何かあった時に医療従事者が慌てふためき、 責任のなすり合いを目の前でされるのはごめんです。
黙っていると、望まない治療を続けるのは目に見えてますから。
老親に何かあった時、余計な治療は望まない理由は ワタクシ自身の介護の負担を軽くしたいからです。
介護の負担が大きいままの回復する望みがない生活は、 絶対荒れるに決まっています。
自分が介護疲れして心身を病んでしまうくらいなら、ご両親と話し合っておくべきです。
普段から何かあった時の話をしておくと、 自分の気持ちも落ち着きますし、ご両親の希望に沿ってお見送りの支度ができます。
見送る側は何をやっても後悔は残りますが、お互いの気持ちを楽にするためにも、最期のご意向は聞いておきましょう。
身辺整理は普段から考えておきたいですね。
かつて大ゲンカして「お母さんはもう死にたい!」とキレた母に、 「じゃあ死ねば!」と
ガチギレした@やすじろうです。
それから二度と「死にたい」と言わなくなりました。
両親が健在な方も、療養中の方もいらっしゃるでしょう。
できる限り、両親の「自分の最期をどうしたいか」を聞いておくべきです。
「死んだらおしまいだからいいのよー!」といっている間は元気な証拠。
ですが実際、両親が病気でふせったら、自分も周りも慌ててしまいます。
日本は家族の意向を重視する医療ですから、一番近い身内である子どもに 何かと判断を委ねてきます。
そのためにも、いざという時に慌てず、両親の希望にそった最期を迎えるために、 何を聞いておくべきか書いていきますね。
1.我が家の場合ー母が「さっさと死なせてほしい」と言ってきた
「もし何かあったら、延命治療はしたくない。苦しいのと痛いのは和らげてほしい」離れて住んでいる頃、ワタクシが帰省した時に母が突然言いました。
理由は母、腰を痛め、 「手術するか自分で決めて」とお医者さんに言われたからでした。
命に関わることではないですが、「手術」と聞いて母親は「病気で寝付く」
「死ぬかもしれない」と思ったのでしょう。
そして自分の今後について、母は希望を話しました。
その時「やった!これで母親の死に際の希望が聞き出せる!」と、 よしっ!と思いました。
「そんなこと言わないで」「長生きして」などとは 全く思わなかったんです。
自分のこれからの意向を、直接本人から聞き出せる、 とワタクシは喜びました。
特に同居してからは、事細かに話を詰めていきました。
「うちで急に冷たくなった時(家で魂を持ってかれた時)、救急車呼ばないよ?」
「もし病気になった時、自宅か施設かは自分の好きに決めてね」などなど。
自治体で配られている緊急持ち出しグッズ入れの場所も教えてもらい、
あとは「その日」を待つばかりです。
父親の意向が抜けてますが、「自分と同じ」と母親が申しておりました。
(こういう話は娘にするけど息子にはしない、と 周囲の経験は一致しておりました)
2.最期の希望を聞くタイミング
アラフォー以上の皆様のご両親は、もう65歳以上の御歳でしょう。医療のお世話になっていらっしゃる方もおられるでしょうし、そうでなくても周りで同じ年齢の方が倒れた、他界したなど 耳にしていると思います。
だから、思い切って「何かあったらどうしたい?」と聞いてみてもいいと思います。
マジマジと場をセッティングするのではなく、 お茶を飲みながら、くらいの軽い時間を過ごしている時がいいでしょう。
ただ、短く済ませるのと、結論を急ぐのだけはやめましょう。
「そんなに死んでほしいの?」と激ギレされますよ。
もしかしたらご両親から、遺書的なものを渡される可能性もあります。
自分から「最期はこうしてほしい」と希望を切り出されることも考えておきましょう。
もしご両親から最期の話を切り出されたら、 落ち着いて聞きましょう。
「そんなこと言うなよ」などと言ってはいけません。
ご両親、相当覚悟しておっしゃっているのですから。
自分もご両親も、お話しできる状態の時に最期について意向を聞いておきましょう。
3.できれば文書で残しておきたい
遺書は遺言書と違い、自分に何かあった時(病気や事故など)誰かに気持ちを伝える・自分の希望を書いておくなど、内容は手紙に近いです。
だから遺産や財産のことは書かなくてもいいし、書いたとしても無効になります。
何かあった時は、子どもであるワタクシたちもあわてますから、できれば文書でご両親の希望する最期の迎え方を残しておいていただきたいですね。
子どもであるワタクシたちも落ち着けますから。
でも無理にとは言いません。
筆不精な方もいらっしゃいますから。
ウチは「手紙みたいに書いといて」と言ってますが、もともと書くのが大嫌いなので、 何も書いておりません。
まとめ
なぜワタクシがここまで老親の死に支度の話をしたかったか。
病院勤務時代、のらりくらりと死から逃げる医師・看護師・家族を 見てきたからです。
本人が「何もせずに逝かせてほしい」と望めば、 苦しくないよう痛くないように療養して最後を迎えられます。
家族も「余計なことで苦しめたくない」と意向があれば、 その希望通りにできます。
事前に決めておかないと、「おまかせ医療」になります。
だから老親に「その日」がきたとき、 はっきり「何もして欲しくない」と言いたいのです。
騒ぎ立てて欲しくないし、何かあった時に医療従事者が慌てふためき、 責任のなすり合いを目の前でされるのはごめんです。
黙っていると、望まない治療を続けるのは目に見えてますから。
老親に何かあった時、余計な治療は望まない理由は ワタクシ自身の介護の負担を軽くしたいからです。
介護の負担が大きいままの回復する望みがない生活は、 絶対荒れるに決まっています。
自分が介護疲れして心身を病んでしまうくらいなら、ご両親と話し合っておくべきです。
普段から何かあった時の話をしておくと、 自分の気持ちも落ち着きますし、ご両親の希望に沿ってお見送りの支度ができます。
見送る側は何をやっても後悔は残りますが、お互いの気持ちを楽にするためにも、最期のご意向は聞いておきましょう。
やすじろうって何してきた人?
高齢者おひとりさま生活をハックする、
高齢者おひとりさま生活をハックする、
身辺整理は普段から考えておきたいですね。