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体型の大崩壊・シワが増える・ハリがなくなる・白髪が増える・ 痩せない…
これだけでとどまらない衰えが身にしみる@やすじろうです。

尻の青い頃、それほど歳をとることはイヤではなかったんです。
見た目が残念になるのは怖くなかったし、 今でも怖くないです。(元が残念なんで) 
ただ、小ぎれいにはしておきたいですが。

これから本格的に歳をとるわけですが、 ご高齢の方々を見て「老いは怖い」と背筋が凍ることがあります。
老いることが怖いのではなく、老いた人たちが自分はいつまでも若い・自分の言うことは正しいと信じてやまないメンタルが怖いのです。

ワタクシが目の当たりにして背筋が凍った、 高齢の方の言動を5つあげますね。

1.記憶力や判断力が落ちているのを認められない

看護系の学校って、齢60以上が多いです。
一緒に働くと、日々気分は土に還っていく感じがしました。
一緒にいると老いていく恐ろしさを感じます。

記憶力の衰え・判断力が鈍るから、1時間で終わる仕事が1日かけないと終わりません。
自分が壮年期の働き盛りの頃のつもりでは仕事するけど、体力も判断力もついていかない。
さらに方向転換・修正ができないから、すぐ修正できる書類でも、 元の書類が探せません。
パソコンのアイコンを一つ一つ確認します。

自分の衰えのために周りの時間を潰しているのに、 全く気づいていません。
これが記憶力と判断力が落ちていることに、気づかない結果です。
自分の老いを認められないんですよ。

だから 高齢教員のデスクトップすごいですよ、ある意味恐怖。
どれがどれやら区別のつかないアイコンだらけ。
削除できないから、フォルダに何が入っているかわからない。
研究室は、物を捨てられない高齢者のゴミ屋敷寸前です。
不必要な資料が山積み。
これが自分の老いた姿かと思うと、背筋が凍りますよ。

2.考え方が変えられない

かつて、「60歳超えてたら、考え方は変えられない。」と言われました。
ものすごく楽になったのを覚えています。
だって、言ってもわからないのは、理解力がないからって理由がわかったから。

だから老人に依存症の話をしても、DVの話をしても、ハラスメントの話をしても、 なんの進展もありません。
理解力も、認知力も、適応能力も全てが低下しているんです。

若い頃に学習する習慣がなかった人は、時代の流れが理解できず、考え方の方向転換が全くできません。
その結果、仕事が滞り、苦情が後を絶たず、組織が信用されない原因になるのです。

3.リスクマネジメントが理解できない

看護系に限らず保健医療福祉系は、高齢になるほどリスク管理ができません。
時代の流れにそった生き方と働き方をしておられる方は、 保険に入る。
必要であれば文書に残す。
しかるべきところに公表するなど行動を取られます。

ですが、ほとんどの高齢の看護教員は何もしません。
事故が起これば他人の責任、調査に対して「知らない、わからない」を繰り返すだけです。

ワタクシが看護教育に関わってから、学生も教員も保険があることを知りました。
病気・事故などなど、幅広く対応します。
学生教育研究災害傷害保険は、大学生になったら必ず加入しますよね。
看護系だと病院実習の事故や破損のために、この保険に入っていることを確認させないといけません。
高齢の看護教員はそれができません。

何かあれば「自分はこういう対策をしましたよ」と公表するのが今の時代。
事故の犯人探しはやってはいけないことがわからないのです。
安全対策・訴訟のリスクがわからないから、今はない「始末書をかけ」と繰り返し、反省しろと追い詰めるだけです。

4.客観性がさらになくなる

子どものおいたより、中高生のかしましさより、何よりみっともないのが高齢者の立ち振る舞いです。
礼儀正しい方もいらっしゃいますよ。

ですが、バス・電車の中の大声でするおしゃべり、相当うるさいですよ。
バス・電車内で携帯電話で話すのは、絶対高齢者です。
道にいっぱいに広がってゆっくり歩く、 行列に横入りする。
これ、年若たちがやってたら「今時の若い子は…」と説教の対象になるのに、高齢者は怒られません。

仕事も同じです。
効率が悪くても自分のやり方に固執してるから、仕事の手順を変更できないのです。
それが業務が滞る原因と、全く気づいていないのです。
むしろ周りが働かないと思ってますから。

5.性格が悪く変わる

「加齢による性格の変化」を甘く見てはいけません。
自覚がないんですよ、恐ろしいことに。
物覚えが悪い・我慢できない・理解できない… 加えて感情のコントロールができない。
悪い性格に変わっていくのです。

だから自分が迷惑かけていることも、相手を罵倒していることにも気づかない。
「悪気がない」から一番タチが悪いです。
世の中の変化についていけないから自分が理解できない状況にかんしゃくを起こします。
覚えられないことや不愉快なことがあれば、眉間にしわを寄せて、延々と「やめてよ、ちゃんとしてよ」と 繰り返すだけで人の話が聞けません。

説明を聞いても理解できないから、 機嫌が悪くなるのです。
そういう人たちの中で働いていました。
この人たち、昔からこういう性格なのか・歳とったから性格が変わったのか、 わからないんですけどね。

まとめ

ワタクシ老いていくのは怖くないです。
怖いのが、老いて性格が変わること・厚かましくてわがままになること。
何より怖いのが、自分の老いを認められないことです。

岩井志麻子先生の金言、「若作りは老いを際立たせる」があります。
自分の見た目が老いているのに気づかない。
見た目だけでなく、 能力も衰えるのです。
おばさんが怖いのは、幽霊でもなんでもない。
自分の老いに気づかない人たちです。

自分の老いに気づかない人を目の当たりにすると背筋が凍ると同時に、自分の老いは認めなければと肝に命じております。


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自分自身の老いが確かめられますよ
何が書いてあるか、知らないことがないか、今一度ご確認を