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めいろまさんのキレる高齢者を観察したツイートです。

40代から感情をつかさどる前頭葉の働きが悪くなると知り、おびえている@やすじろうです。 公共の場でキレることはありませんが、たまに対人関係でキレます。
ですがこれは昔からのことなので、脳の働きは関係ないと思い込んでいるのは、都合よく考えるワタクシの習慣です。

今、キレるのは年若より中高年です。 繁華街で、量販店で、ファミレスで、コンビニで、イライラ怒鳴るのは、 男女関係なく中高年です。
聞いてたらただ怒っているのではなく、 歯止めが効かない感じで怒鳴り散らしています。
人ごとではなく、高齢モンスタークレーマーにいつ自分がなるかわかりません。

1.高齢者がモンスタークレーマーになる理由

感情をつかさどる脳の前頭葉が働かなくなるからです。
詳しくは、「高齢者が“キレる”!? その実態は」を参考にしてください。
それに加えて耳が遠くなる・物が見えにくくなる(ワタクシは近視と乱視。特に乱視が進んでめちゃ見えにくいです)・現代の言葉の意味がわからない(「ハイスペック」と言われてもググらないとその場でわかりません)などなど、わからないことだらけになるとキレます。  

もう一つは、新しい環境に馴染めないこと。
仕事を辞めると、ちやほやする部下などがいなくなる。
新しいシステムに馴染めない(金融機関や公的機関の手続きは、年々変わっています。特にバーコード読み取りなど自分で操作しなければならない手続きもあります)。
自分のいた環境がガラリと変わると、不平不満がたまってキレます。

2.脳を鍛えようが身体を鍛えようが、キレる時はキレる

すぐキレないために、運動をしよう・読書など頭を使おうなど言いますが、効果はあるのか疑問です。アンガーマネージメントで6秒こらえようと言いますが、その6秒が我慢できなくて店員にブチギレするのです。

ワタクシ、怒りの感情は6秒どころか数日持ってますから。
不本意だったらその場で相手にキレますが。
運動や読書が無駄だとは言いませんが、怒りを抑えるのにはもの足りないと感じます。

3.モンスタークレーマーにならないために

1)愚痴や不満を吐き出す場所を複数持つ
湧き出る怒りの感情が抑えられないのは、前頭葉の働きが悪くなる他に、孤立していることも考えられます。
キレそうなことがあった時に「ちょっと、こんなことがあったのよ!」と話す相手がいるだけでも全然違います。

ワタクシたちはかろうじてインターネットを取り扱える世代。
匿名でもいいので、SNSのグループやアプリで不平不満をぶつけましょう。
リアルでもいくつかグループを持っていれば、孤立感は和らぎます。

複数のグループがいい理由は、一つのグループや一人の友人だと、相手が負担に感じるため余計に孤立しやすいのです。「あの人楽しい話題は一つもないわ」となれば、疎遠になるのは当然です。だから自分が付き合うグループは複数にするのが吉なのです。

2)自分の能力が衰えていることを自覚する
「まだ自分はやれる」と現役気分でいても、確実に自分の能力は落ちているのです。
新しいことは覚えられませんし、覚えられたとしても時間がかかります。
悔しいですが、自分の能力は衰えていると自覚しましょう。
昔のプライドにこだわるほど、キレやすくなりますよ。

3)引き際をわきまえる
年若たちの仕事ぶりと自分の仕事ぶりを比べてみましょう。
「できてない」と目につくのは、あなたのやり方でできてないことです。
ワタクシより年上の人々が、新しいシミュレータを使えない・ICT処理ができないのを目の当たりにしてきました。彼女たちの行動は、「その仕事から逃げる」でした。

逃げられなかった時の、キレ方は所構わずでした。学生の前で「あんたらが準備してないから、私ができない!」など。能力だけでなく、身体も仕事についていけないのです。
できないことはできないとはっきりいい、自分ができることだけやりましょう。
仕事中にキレると、無意識でもハラスメント加害者になります。

4)健康診断を受ける
毎年必ずお知らせが来る、健康診断は受けましょう。
相談窓口が見つからない・相談窓口に行きにくい、こんな時に健康診断の医師や保健師に相談しましょう。

キレやすい性格のことだけでなく、自分の身体に心配がある・認知症じゃないか不安など、なんでもいいので話してみると、気持ちが軽くなりますよ。

まとめ

キレる感情は、あっても全然おかしくありません。
そりゃ気に入らないことはあるでしょうから。
ただそれが抑えられなくなると、モンスタークレーマーになり、出入り禁止の店が増え、誰にも相手にされずに孤独になる悪循環が待っています。
最悪犯罪者になる可能性だってあるのです。

怒りの感情を自分でコントロールできなければ、気軽に心療内科や
地域包括支援センターに相談しましょう。 キレる感情が抑えられないと、暴力沙汰で犯罪者になります。お互い悲劇にならないために、自分の老いを確認してキレる出来事は減らしていきましょう。

谷本真由美さんの本です。
暴走老人になりたくないので、これから読みます…

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