special thanks 山本あすか

まだ介護はいらなそうな状態の老親と、同居中の@やすじろうです。
ワタクシが老親の介護をする際に、自分の心構えをはっきりさせた3冊を紹介します。

ワタクシの老親の介護に対する決意は
1.介護保険フル活用
2.老親を無理に好きにならない
3.余計な医療介入はきっぱり断る
この3つです。

老親の介護をしようと決意した理由は、親への恩返しではなく自分が体験したいからです。 仕事を通して介護する家族とか変わりましたが、当事者になるのは初めて。
仕事ではなく、当事者として介護する家族になるのです。
その助け舟となり、決心を新たにさせてくれたのがこの3冊でした。

佐野洋子さんは絵本作家、「100万回生きたねこ」はどなたも子どもの頃に読んだ記憶はないでしょうか。2010に他界されました。

上野千鶴子さんは社会学者で、フェミニズムの草分け的存在。
介護の世界に口出ししてきたのは、「オンナがケアをする社会的役割」にケンカを売りに来られたと思っていました。
ですがそうではなく、自分が介護保険で独居で最期を迎えるのにはどうしたらいい、調査するために踏み込んでこられたのです。


1.介護のお金を全額負担しなくていい







もちろん両親が介護費用を負担します。
両親はすでに年金生活者、それに加えて蓄えもあるでしょう。
介護が必要になったから、膨大な額のお金がかかるというのはマスコミの不安を煽るいつもの手口です。

自宅で介護するか・施設介護にするかは、自分の生活や健康状態と両親の希望で決めればいいことです。施設介護だと入居料が必要ですが、これも両親の年金でまかなえますし、年金より高い費用であれば無理なら兄弟姉妹で折半すれば良いのです。

佐野洋子さんはお母様の老人ホームの入居費用を、全額自身が負担したと書いておられます。ですが、佐野洋子さんは財力がある方ですから比べてはなりません。
自分たちが払える入居料金の介護施設を探せばいいのです。
ここらへんはケアマネージャー地域包括支援センターに相談してみましょう。

2.親との関係が悪くてもいい

ワタクシは両親と仲が悪いです。
今平和に暮らしているのは、お互いが歳をとったから。
小競り合いする気力・体力がないのです。

好きになろうなんて全く思いません。
上野千鶴子さんは、お母様に先立たれて父親の介護をされました。
お父様とは離れて住んでいて、うまくいく関係とおっしゃっています。

お兄様がいらっしゃるのに、一人暮らしの愚痴や弱音は上野千鶴子さんにしかお話しされない。「自己チューで自分の流儀を崩さない父」と、和解することなく遠距離介護でお父様を看取られました。

佐野洋子さんは小さな頃に母親から舌打ちとともに手を繋ぐのを拒否されてから、ずっとお母様が嫌いだったと書かれています。お母様が認知症になり介護が必要になった時も、お母様に愛情がなかったし、同居したのは義務と責任と言い切っておられます。

ご両親と仲が良い人を見習う必要はなく、自分のご両親が好きになれないなら、素直にその気持ちを認めた方が自分の気持ちが楽になりますよ。ワタクシも両親が嫌いで好きにならなくてもいいと思った瞬間、随分と楽になりました。

3.無理に同居しなくていい

老親と同居中なのは介護のためでも、老親が心配でもなく、ワタクシが身体を壊したから。
一人暮らしは無理と言われて、行き場がないので実家に身を寄せました。 一人暮らしできるくらい回復しましたが、稼ぎのない自称フリーランスなのでそのまま実家にいます。

別居しないのは、ワタクシが老親の介護を体験する当事者になりたいから。愛情などではなく、仕事として知りたいだけなのです。  

上野千鶴子さんは父親が「一緒に住もうと言われるのを待っているのはわかった」上で、絶対に同居の話は切り出さなかったそうです。距離が近くなれば絶対にぶつかって、憎しみが生まれるのはわかりきっていた。憎しみ合いながら一緒に暮らすほど、悲惨なことはありません。

佐野洋子さんは、「金で親を捨てた」と母親を施設に入れたことを表現しておられます。何の後ろめたい気持ちを持つこともないのです。母親の介護をプロに任せた、たったそれだけのことです。それよりも、同居してストレスを溜め、なじりあいから虐待になる方が罪深いです。

4.自分は自分・親は親

老親の介護突入する時期といえば、ワタクシたちはまだまだ自分の仕事はありますし、育児真っ最中の方もおられるでしょう。役割がテンコ盛りで自分の生活がかかっているのに、仕事を離れてまで親の介護を負担すると、潰れてしまうのは目に見えています。

仕事を辞めて親の介護をすると、自分の収入は無くなります。親の介護が終わって、自分が無収入なんて絶対あってはなりません。 だから自分は自分・親は親と割り切っても全然構わないのです。介護費用に不安があるなら、ケアマネージャー地域包括支援センターに相談しましょう。

「育ててくれたから」「親の面倒を見るのは子どもの役目」など世間から言われても、世間様はあなたの生活の責任を取りません。

まとめ

介護突入前の心構えは
1.介護保険フル活用
2.両親を無理に好きにならない
3.自分の生活を優先する
4.一人で抱え込まない
この4つです。

介護保険という制度ができた今、子どもが親の介護を負担せずに制度に任せる時代です。
介護であなたが潰れる必要はありません。 紹介した3冊は、読みやすく分かりやすい本ですので、 おヒマな時に手に取ってみることをお勧めします。


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高齢者おひとりさま生活をハックする、
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