special thanks 山本あすか

                    ふるさと納税お得です。


 老親の介護が同時に始まった@やすじろうです。
 今のところはワタクシの生活にそれほど負担がかかりませんが、これからどうなることやら… 幸い老親は年金生活者で介護保険と県民共済に加入しているので、今は金銭的な心配はありません。

 ですが、これからいくらかかるかわかりません。 お迎えをはっきり意識した老親から、「お金がかけずに最期を迎えたい」といい出してきました。
 親に介護が必要になった時にかかる金額と、ワタクシが考えた出費をおさえた最期の迎え方を紹介していきますね。

1.胃ろうを入れた場合

 胃ろうは、口から食べられなくなった場合にお腹に穴を開けてチューブを通し、そこから栄養剤を注入するものです。 胃ろうが必要ということは、かなり介護の負担がかかる状態です。 口から食べられない状態ですから。

 介護保険を利用して、1ヶ月約6万円かかります。 胃ろうの管理、栄養剤などが費用の内訳です。 胃ろうを入れた状態で長生きできる期間はわからないので、かかる費用は予測できません。

 胃ろうにかかる費用は、下記のリンクを参考にしてくださいませ。
  胃ろうにかかる費用  
  胃ろうの費用

2.施設入所した場合

 施設によってピンキリです。 毎月10万円から20万円の出費は覚悟しておきましょう。 入居する時に一時金が必要な施設もあります。
 
 老人ホームの種類別の費用相場を参照してください。
【2020年最新版】老人ホームでかかる費用に関する全知識


3.病院で治療を続ける場合


 療養病床がある医療機関に入院して治療を続けることになります。 リハビリテーションや脳血管障害などの治療を入院して希望するなら、覚悟はしておきましょう。
 治療の希望すればするだけ費用はかさみますが、高額医療費制度を利用して払い戻しができます。
 
 ただし1ヶ月以上の入院治療は厳しい状況ですから、訪問医療と組み合わせになる可能性があります。 単純に医療費だけでなく、着替えなどの日用品・お見舞いなどの交通費など雑費も考えておきましょう。

4.訪問医療を利用する場合

 病気や介護保険の利用で金額が違いますが、これも希望をすれば費用はかさみます。
 在宅医療にかかるお金のサイトを参考にしてくださいませ。

 往診・訪問看護・訪問介護は規定で決まっていますが、度外視するのであれば金額は高くなります。
 訪問医療も高額医療費制度が利用できるので、一定の金額を越えれば払い戻しができます。

5.ワタクシの計画している看取りプラン

 安上がりにする、これ一択です。そのため何かあったらそのまま逝ってもらう。 倒れて意識が戻らず治療することがなければ、そのままうちに連れて帰って最期を迎えてもらいます。

 おそらく点滴や栄養剤を使わなければ、それほど長く寝たきりの状態でこの世にとどまることはないでしょう。だから胃ろうは作りません。
 
 ざっくりですが医療費は、1ヶ月2万円くらいで済みそうです。 しかも積極的な治療はしないので、お迎えはわりと早く来ると思います。だからだらだらと長く医療費を払わなくてよい方向に持っていきます。

 雑費はほとんどかからないと思います。 ご飯作るのが面倒な時はデリバリーにするとか、洗濯大変だったら宅配クリーニングにお願いするとか。

まとめー医療・介護の金額はおまかせにしない

 自分たちが希望して決めておけば、何かあった時にかかる出費や医療費は抑えられるのではないでしょうか。 老親の具合が悪くなる前に、ざっくりと話していたことが今現実になりました。

 「寝たきりで長く生きたくない」「チューブは嫌だ」と言っていたので、今一度確認すると同じ答えが返ってきました。 ただ痛い・苦しいのがなければいいと。 両親を介護するならざっくりでいいので、何かあった時どうしたいか聞いておきましょう。
 
 いざという時は冷静な判断ができません。そのまま治療や介護を受ければ、お金は簡単に吹き飛びます。
 こちらの記事もご参照くださいませ。
 必ずその日はやってくるー人生会議で自分/親の最期を話し合う。

やすじろうって何してきた人? IMG_0978
高齢者おひとりさま生活をハックする、 
やすじろうのプロフィール
はこちら。 


やすじろうがフリーランスになったいきさつは、
フリーランスになるまでのこと。ご覧ください。


施設や家事代行サービスを使って、負担を少なくしましょう。